祭囃子が聴こえる
二階の窓から 横丁を眺めてる
川の流れ見ていたら もう 夕暮れ時になる
足早に歩きだす 人たちの向かう方向
いつまで経っても 暑さは 残るものですね
新しい シャツを おろす
雲に乗って 君に 会いに行こう
懐かしい 匂いだ 蚊取り線香の
甘ったるいサイダーの 泡 に消えた
消えた 消えた 消えた
踊れよ 踊れ
歌えよ 歌え
子どもの叫びを 新しい唄に乗せ
風になれ 船よ進め 君は誰?
わたしはあめ
少し切った毛先に未練なんて残しちゃって
あなたの頬に落ちたまつげを
なんて事ない 願いをかけよう
どんな事があっても 秘密にしてね
今夜はちょっと荒れるみたい
傘がないと肩が濡れてしまうわ
ぐっと引き寄せて一つになっていよう
身体中に染み込んでゆく様
みんなが嫌いな雨が好き
濡れて 揺れて 触れて 確かめて いよう
カラフルに踊るわ 虹の上
滑らない様に気をつけてね
私の雨は 甘くて苦い
水たまりにあなたと2人
泳いだらいつか海につくのかな?
探し 歩く そっと 見つからないように
誰も知らない虹の上
一番最初に見にゆこう
私の雨は希望を降らせてる
身体中に染み込んでゆく様
みんなが嫌いな雨が好き
濡れて 揺れて 触れて 確かめていよう
カラフルに踊るわ 虹の上
滑らない様に気をつけてね
私の雨は 甘くて苦い
あたしはあめ 希望を降らしてる
東京散歩
噂を聞いて来たのに
不協和音が響くわ
すれ違うのは誰なの
立派なビルは冷たい
夕焼けだんだん
階段おりてすぐの街
ネコのしっぽが指す方
道はないけど歩くの
白黒の お洒落な 恋愛映画みたい
運命的な出会いで 聞かせて 甘いセリフ
浅草から船にのって
揺れるこころ
乙女の祈り
東京の陽が暮れていく
今日はいつも通り
三丁目で待ち合わせ
かき氷 ふたりでひとつ
柘榴の蜜が
秘密のしるしでしょ
気が付かない
なんて罪なあなたでしょう
電波塔のせいね
夜に溶けてゆく
私には言えそうにない
憧れの誘惑の言葉
藍の着物 美人が言うの
「今日は帰りとうない...」
東銀座 五反田 目黒
あなたとなら何処へでも行くわ
神楽坂 青山通り 上野駅でさよなら
胸の中 ひっそり言うわ
「今日は帰りとうない...」
ああ、いつも通り...
マーチ
夢の中 あぁ 今にもとろける アイスクリーム
口の中 頬張る 笑わせておくれ ふざけよう
いつも通り もう 何度も心配を繰り返す
冬の終わり そう よじれてく 今を 眺めてる
やっとの思いで手に入れた虹も
欲しくない いらないわ でも欲しくなる
いつも心に秘めた思いが ほら
見ている 君を見守っている
おいてけぼり 同士 悲しみが形変えていく
君と同じ時間は すぐに通り過ぎてゆく
蹄のような靴で足踏みを
いずれ僕ら さよならさ
境界線越えて 三月の街を歩こう
いつも僕は迷っている
踵の磨り減った靴で 踊ろう
やわらかい音重なり合う
始まりはいつも終わりを連れてくる
いつも僕ら迷っている
今も僕は迷っている
neco
叩いた ドアの向こう
音も立てずに
水を飲み干した
夜明け前
ひっそりと 起こして
いっそ このまま
腕の中でも夢を
見たまま つぎはぎの
落としたボールが跳ね返る
夢の中 会いに来て それだけを数えた
君だけを 閉じ込めた 窓の外
あの憧れも
星よ さよなら
似たり寄ったり
お互いが探しあうから
その素晴らしさに気づかない
笑ってないで こっちへおいで
冷たいソテー温めなくても食べるよ
足りないもの
君なんだね 差出人は
時を越えて届いたこのやさしさは
押し寄せる 波の音 心拍数になる
なけなしのことだらけだとしても
緩やかにさせてゆく 君のぬくもりと
話したい言葉を
僕だけに見せてくれるその表情を
知ってしまった
お初
自惚れた奴
焼き鳥のハツ
新宿発
元気ハツラツ
あの日の夏
甲子園の夏
裏庭の松
そして僕は今日も君を待つ
フレット
遠い国のお話 名無しの音楽隊
乾いた音を連れてきて うすい空を染めてゆく
グレーの雲にゆらりと乗って お気に入りの絵本でも読もうか
君のまつ毛が揺れる度に リードから息が漏れてしまう
クラリネット フルート オルガン
眠りのメロディ奏でておくれ
手を振る影に見惚れる
夜の虹をみせておくれ
あの角の細い道 曲がれば君はいるのかい?
くすりゆびが震えている 溢れる何かを拾ってる
シャツのボタンが照れながら 耳で合わせるのさ
たくさんの粒が重なったら 一気に空に弾け出す
クラリネット フルート オルガン
力いっぱい鳴っておくれ
楽譜なんてとうにない
割れるほどに響いておくれ
弱い僕なんだ 奏でることができるなら いとしい君に 愛してると歌うのさ
怖がる背中を寄せ合って小さく息をしている
あくび
いつもより 早く起きた
ありふれた 物語
知っているかい 内緒のはなし
朝のコーヒーの良い香り
昨日の疲れも 忘れそう 波に揺られる気分だわ
睫毛に乗る 小さな世界
青空に残る 小さい月 見つけた おいてけぼりの人たちも
ありふれた 物語
どこへいこう
ありふれた物語
今でもあなたが大好きさ
まつ毛に乗る 小さな世界
青空に残る 小さい月 見つけた おいてけぼりの 人たちも
ありふれた 物語 どこへゆこう
ありふれた 物語 今でもあなたが大好きさ
ありふれた 物語 見つけよう
ありふれた 物語 夢見る地球の上に乗る
夢見る地球の上に乗る
brooch
できないふり 倒れ込む 彼にも言えない
履き慣れた 気持ちは 踏んづけても 切れたりしない
からっぽの目の奥に 動けない君を見たんだ
世界はとても小さいものだわ
飛び込めばどこへだって行ける またイメージの中で
君のブローチ やけに眩しくて
繰り返す呪文が 強くなる
慌てて 焦って
からっぽの目の奥に 動けない君はいない
世界はとても大きいものだわ
見たことない事がこんなにもあるなら生きていたいんだ
君のブローチ ずっと眩しくって
繰り返す呪文が 強くなる
慌てて 焦って
また始まるイメージの中で
もやもや
朝もや もやもや 静かな夜明けを 迎えにいこう
朝もや もやもや 静かな夜明けを 迎えにいこう
彼の背中 届かなくて 涙を流す 私の手のひら
彼の背中 届かなくて 涙を流す 私の手のひら
朝もや もやもや あなたを探して 私は夢の中
朝もや もやもや あなたを探して 私は夢の中
とりかえっこ
冷たい雨が降っていました どこにも行けないままの 僕らでした
冷たい雨に打たれたまま 君も似たようなこと 抱えてたと知りました
ああ いつも通り1,2,3のリズム つたないメロディの 花束を贈るよ
24時間、1年中 ここにあるのは
生きていること 辛いこと ごちゃまぜの箱
ああ 君と僕の悲しみから コーヒーを入れるよ
優しさだけを 100回 ろ過して 君のと とりかえっこ
あなたみたいに綺麗じゃない 心の持ち主にもそれはあてはまるの?
いつからか魔法は解けてた 信じることは何一つ信じれなくて
ああ 揺れてしまった 3,2,1の魔法 あなたは静かに 眠りにつくよ
少しずつ未来は変わって 今になってく
今の全てが過去になり 未来になってく
でもこの瞬間分け合うには 奇跡すぎるよ
言葉にすると消えるから 歌にしました
大事なことは忘れてしまう だとすれば 僕のことは 大事に思わないでね
君がいなくちゃ ぼくはいや 君はどう?
少しの間この気持ち 君のと とりかえっこ
道すがら
似かよった僕ら 旅にでることにしたんだ ちょっと早すぎて
靴ひも結ぶ その髪が揺れてた 夏の匂い
いつからかこんな背負い込んでた 訳も分からないままで
役に立たない地図ばかりだ どれも どれも
見つけてくれて 本当にありがとう やるせない日々は笑い話になる
それでもいいよ それだけがいいよ いつも君と一緒なら
椅子に持たれて どうでもいいよな話 笑って泣いた
汗ばむおでこにその粒が光った 君の匂い
少し疲れて座り込んだ 木陰で麦茶を飲んだら
全て愛おしく見えたんだ あれも これも
当たり前の夕焼け だった それが今まさに 奇跡になる
不意にもつれて 引っ張ったTシャツのくたびれた裾が 今日の思い出になる
また解けてる靴のひもに 足を止めるふたり
ゆっくりと歩いてゆきましょう 夢も一緒だよ
手を繋いで歩く おうちへと帰る道すがら
Happy Birthday
時計の針が 同じ場所へ来ることは 一度しかないだろう
宇宙が回る この星の上で どうせ壊れてしまう体なら
喜ばせよう 悲しませよう 困らせても 笑わせるよ
そのろうそくに 火を灯そう 揺れる明かりを愛おしく思おう
おめでとうをその手に贈ろう ありがとうをこの手で受け取ろう
そうか 生きてゆくのか 君のいる世界で 君のいる世界を
そうだ 生まれたんだね 今日 僕は 君といる世界に